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2017年11月28日 (火)

『経験から学ぶ人的資源管理〔新版〕』演習問題の出題意図と解答のポイント:第7章

このページでは

上林憲雄・厨子直之・森田雅也/著
『経験から学ぶ人的資源管理〔新版〕』
2018年1月刊

第7章の「演習問題」の出題意図と解答のポイントを掲載いたします。

〔1〕33を中心にまとめてみましょう。

年功的労務管理のもとでは,昇進管理も含めて,諸制度が終身雇用や年功賃金と結びつきながら運用されていたところを必ずおさえておくことが重要です。その際に,42「職能資格制度の強みと弱み」も見比べながら,それらがどう関連しあうかを考えてみるのもおもしろいでしょう。本章では詳しく論じていませんが,人的資源管理の分野では,労働者からみた長所は経営者からみると短所となる場合(その逆も然りです)が往々にしてあります。ここでも,誰にとっての強みと弱みかを考えてみましょう。



〔2〕どんな企業がこれらの制度を導入しているかをまず調べてみましょう。インターネットで検索するのも一案ですが,『労政時報』『人材教育』『月刊人事マネジメント』『人事実務』などの人事専門雑誌から各社の事例を調べてみるとより詳しい情報が得られるでしょう。導入の背景,制度や運用の特徴など,いくつかの着眼点を定めて複数の事例を比較してみましょう。そうすることで,導入の背景が同じでも異なる仕組みを導入していたり,同じような仕組みでも運用の仕方が異なっていたりすることがわかってくるはずです。さらに,どうしてそのような違いが生まれてきたのかを業種,従業員数,企業理念等と関連させながら考えてみましょう。

〔3〕まず,なぜ一部の従業員は管理職への昇進を望まないのかを考えてみましょう。一言で言えば,管理職に魅力がないということになりそうですが,どういう点で管理職の魅力が下がってきているのかをいろいろと調べたり考えたりしてみましょう。仕事をしている(アルバイトも含めて)人は,管理職の日々の行動をじっくり観察してみてください。また,「昇進を望まないことは貢献意欲が乏しい」という前提で設問していますが,このこと自体を問い直してみることもおもしろいでしょう。その際には,組織を階層化することで成り立っていた責任や権限の分配はどうすればいいのか,そもそも組織が従業員に求める貢献とは何か,といった点について考えることも忘れないようにしましょう。

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