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2017年11月28日 (火)

『経験から学ぶ人的資源管理〔新版〕』演習問題の出題意図と解答のポイント:第11章

このページでは

上林憲雄・厨子直之・森田雅也/著
『経験から学ぶ人的資源管理〔新版〕』
2018年1月刊

第11章の「演習問題」の出題意図と解答のポイントを掲載いたします。

〔1〕2223を中心にまとめてみましょう。

 これまでの定年制は,人口が増大し,経済も成長する社会を前提に構築されてきたものです。そうした社会では,労働力人口も多く,組織メンバーの入れ替えをどんどん行うことが可能でした。この社会的背景を意識しながらまとめてみることが重要です。さらに,子高齢化が進む現代社会において退職のあり方も多様化してきていますが,定年制の機能のどれは存続し,どれは変化すべきか,さらには,多様化に伴って新たに生じる定年制の機能はないのか,といった点も考えてみましょう。

 

〔2〕例えば,トップページから「事業主の方へ(高齢者雇用)」のタグをクリックしたページで,「『70歳雇用』について知りたい」「『70歳まで働ける企業』関連資料」70歳雇用先進事例集」と進むと70歳雇用を実践している企業の事例を見ることができます。当該ホームページにはその他にもさまざまな事例があげられていますので,関心のある事象からページをたどってみてください。事例を調べる際には,高齢者雇用を進めている目的,そのために行っている特別な措置,それを進めた結果見られる変化など着目点を定めて,複数の事例を比較してみると良いでしょう。

 

〔3〕この問いを考える際に,例えば次のような点を意識してみてください。ひとつは,何をもって「有能」とするのかという点です。その際,さらに考えてもらいたいのは,本書の考え方として貫かれていた,人間は成長する(☞15ページ)という視点です。これは,どれだけの時間幅でものごとをみるかという点にもつながります。もうひとつは,企業の雇用責任という点です。組織が「有能な人」だけを雇っていけば,雇われない人が出てくることになるわけですが,それは社会的に許されるのでしょうか。従業員を雇用して育成する責任が企業にはあるのではないか。あるいは,それぞれの組織が求める「有能な人」のレベルは異なるから,結局は誰もがどこかの組織に雇われる形に落ち着くのか。こうした点からも考えてみましょう。

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