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2015年9月14日 (月)

新刊:『経営学で考える』

L16461
高橋伸夫 (東京大学教授)/著


2015年9月刊
A5判上製カバー付 , 342ページ
定価 3,456円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-16461-1





◆通説を知り,通説を超える思考へ◆

発明の対価とは? 戦略は合理的か? 製品ライフサイクルや経験曲線は本当? T型フォードはなぜ売れなくなったのか? 仕事の報酬とは? 通説をふまえ経営学で考えるとどう見えるのか,道筋を立てて丁寧に解説。著者のテイストが光る議論が凝縮されたテキスト。

第1章 プロローグ─経営学で考えると
   (青色LED訴訟,経営学的な五つの視点ほか)
第2章 成功した理由
   (成長の後に,PPMの基本構造,PPMで何をしたのか?,学習曲線の秘密ほか)
第3章 じり貧になる理由
   (製品イノベーション,A-Uモデル,工程イノベーション,硬直化した生産システム? ほか)
第4章 意思決定の理由
   (近代組織論的組織観,組織の合理性,能率の原則,「組織の合理性」は事後的な言い訳,高い未来係数と終身コミットメントほか)
第5章 協調する理由
   (協調・裏切りゲームとしての囚人のジレンマ,コンピュータ選手権での「お返し」の優勝,未来傾斜原理ほか)
第6章 働く理由
   (働く人の言い訳,金銭的報酬の理論,金銭的報酬の迷信ほか)
第7章 社会人のためのエピローグ─仕事の報酬は次の仕事
   (『虚妄の成果主義』,ありのままの日本企業,「今の仕事」ではなく「次の仕事」ほか)

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