新刊:『広告コミュニケーション研究ハンドブック』
水野由多加 (関西大学教授)
妹尾俊之 (元近畿大学教授)
伊吹勇亮 (京都産業大学准教授)/編
有斐閣ブックス
2015年11月刊
A5判並製カバー付,440ページ
予定価 3780円(本体 3500円)
ISBN 978-4-641-18427-5
◆広告研究の大海へ誘う◆
広告をコミュニケーションとして捉える現在の研究動向をふまえ,全体像を捉えつつ各領域の重要理論や知見を幅広く解説する手引書。広告をより学際的な眼で見わたし,各分野からの専門的な考察を深めるための必携書になっている。実務を裏打ちするたしかな学術的知見のために。
序 章 ホリスティックな広告理解のために
第1部 社会科学のなかの広告研究
第1章 現代経済学のなかの広告理解
第2章 現代法学研究から見た広告規制
第3章 経営組織論からの広告理解
第4章 企業会計と広告
第2部 人間科学のなかの広告研究
第5章 広告と社会学
第6章 広告と社会心理学
第7章 ジェンダー研究と広告表現
第8章 広告への物語論的アプローチ
第9章 コミュニケーション論的広告理解
第3部 広告の歴史的理解
第10章 日本の産業史と広告
第11章 広告の社会史
第12章 広告表現の史的研究
第13章 メディア社会の宣伝・広告・広報
第4部 マーケティング論と広告研究
第14章 日本のマーケティングと広告
第15章 ブランド論と広告
第16章 販売促進と広告
第17章 広告計画のマネジメント
第5部 広告研究の新地平
第18章 現代の情報環境と広告のゆくえ
第19章 コンテンツ産業としてみた広告表現制作
第20章 広告研究のアイデンティティ問題