新刊:『私たちと公共経済』
2015年9月発行
A5判並製カバー付,292ページ
定価 2,160円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-641-15020-1
◆政治,政策を評価する確かな基準を身に付けよう!◆
はじめて学ぶ人に向けて,数式を用いずに経済学の考え方,市場の機能と限界から,政治過程,公共政策までを解説。私たち有権者の目線から,経済・政治に関わる様々な人びとのインセンティブを理解し,政府の経済活動や政策を評価する基準を身に付けられるように工夫しました。
第1章 いま,どのような問題を抱えているのか?─政治・経済・社会
第1部 市場と効率性の視点
第2章 経済学ではどう考える?─モデル分析と社会的余剰最大化
第3章 市場に任せられないときもある?─市場の失敗とその対応
第4章 「みんなのもの」は不足する?─公共財と政府の役割
第2部 政府の役割と失敗
第5章 みんなで決めるということ─民主主義と社会的意思決定
第6章 私たちの声は届かない?─間接民主制と選挙制度
第7章 政府は誰のもの?─政治家・官僚・利益団体
第3部 再分配政策
第8章 社会の誰を優先する?─格差と再分配政策
第9章 政府の活動は誰が支える?─税の仕組みと効果
第10章 世代を超えて助け合える?─年金制度と財政問題