新刊:『ことわざと心理学』
2015年8月刊
四六判並製カバー付,260ページ
定価 2,592円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-17412-2
◆人生を豊かにするために◆
目は本当に口ほどに物を言う? 笑う門には福来たる? 親が無くても本当に子は育つ? ことわざに表れた人の心を題材に,心理学ではどういう実証研究がなされてきているのか,そこから何が言えるのかを,噛みくだいて解説する。基礎演習など初年次教育にどうぞ。
〈もくじ〉
序 心理学の概観
第1講 幽霊の正体見たり枯れ尾花─知覚の歪みはなぜ起きるのか?[感覚・知覚(1)]
第2講 目は口ほどに物を言う─目だけでどれほど意思は伝わるのか?[感覚・知覚(2)]
第3講 親は無くても子は育つ─子の成長にとっての親の意味は?[発達]
第4講 急いては事を仕損ずる─目先の誘惑に負けないためには?[動機と行動]
第5講 地震雷火事親父─先が読めないことはどれほど不安か?[ストレス・健康(1)]
第6講 備えあれば憂いなし─準備はどれほどストレスを和らげるか?[ストレス・健康(2)]
第7講 泣く子と地頭には勝てぬ/病は気から─あきらめるとあきらめないでは大違い?[ストレス・健康(3)]
第8講 笑う門には福来たる─笑いは人を幸せにするのか?[ストレス・健康(4)]
第9講 赤信号皆で渡れば怖くない─人は群れると無責任になるのか?[社会(1)]
第10講 知らぬ顔の半兵衛─なぜ周囲に人がいると知らん顔をするのか?[社会(2)]
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