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2015年2月10日 (火)

新刊:『社会意識からみた日本』

L17411
数土直紀 (学習院大学教授)/編

2015年03月刊
四六判並製カバー付 , 290ページ
定価 2,700円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-17411-5





◆この社会はどこへ向かっているのか?◆

いまの日本社会はいかなる時代を迎えているのか。社会に対するイメージ,政治に対する期待感,勤勉さと労働倫理,市民活動への意欲など「静かな変容」を経てきた現代人のものの考え方,世の中との向きあい方を描き出す,大規模調査SSPプロジェクトにもとづく最新の現代社会論。

 序章 現代日本の階層意識の解明に向けて(数土直紀)
第1部 主観のなかの社会階層
 第1章 階層帰属意識からみた戦後日本─総中流社会から格差社会へ(神林博史)
 第2章 「中」と答える人たち─中意識の構造(金澤悠介)
 第3章 どうして「中」と答えたのか─調査のやり方で変わる回答(小林大祐)
 第4章 頭のなかの日本社会─日本人の自己像(数土直紀)
第2部 社会階層と現代社会の意識のあり方
 第5章 どうして「社会は変えられない」のか─政治意識と社会階層(松谷 満)
 第6章 日本社会の勤勉性のゆくえ─格差社会のなかの労働倫理(米田幸弘)
 第7章 誰が市民活動を担うのか─ボランティアの階層的変容(三谷はるよ)
 第8章 階層意識の学歴差を考える─社会意識の再埋め込み(吉川 徹)

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