新刊:『アカウンタビリティ改革の政治学』
『アカウンタビリティ改革の政治学』
高橋百合子 (神戸大学准教授)/編
2015年03月刊
A5判上製カバー付,320ページ
予定価 4968円(本体 4600円)
ISBN 978-4-641-14912-0
◆未開拓の研究分野を切り拓く!◆
代表制民主主義の根幹をなす概念であるアカウンタビリティについて,その定義,分析枠組みを提示し,それを確保するための制度・政策がどのように確立されているかを,世界各国の事例を基に,国際比較の観点から実証的に分析する。
序 章 アカウンタビリティ改革の政治学(高橋百合子)
第1部 概念・理論の検討
第1章 アカウンタビリティ研究の現状と課題(粕谷祐子・高橋百合子)
第2部 選挙アカウンタビリティ
第2章 選挙アカウンタビリティの構造(曽我謙悟)
第3章 選挙アカウンタビリティの実証分析(大村華子)
第3部 水平的アカウンタビリティ
第4章 情報公開法成立の比較政治学(粕谷祐子)
第5章 中東欧諸国の汚職対策機関(久保慶一)
第6章 ラテンアメリカにおける会計検査制度改革(高橋百合子)
第4部 社会アカウンタビリティ
第7章 インドネシアにおける社会的権力とアカウンタビリティ(クリスチャン・フォン・リュプケ)
第8章 日本における裁判員制度の創設(鹿毛利枝子)
第9章 アメリカの政府監視団体の政治過程(岡山 裕)
第5部 国際的アカウンタビリティ
第10章 ユーロ危機の政治学(小川有美)