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2014年5月28日 (水)

新刊:『人材サービス産業の新しい役割』

L16433_2
『人材サービス産業の新しい役割――就業機会とキャリアの質向上のために』
佐藤博樹 (東京大学教授),大木栄一 (玉川大学教授)/編

2014年07月刊
A5判並製カバー付 , 360ページ
定価 3,780円(本体 3,500円)
ISBN 978-4-641-16433-8

◆労働市場の一翼を担う産業の実態◆

派遣・請負就業の比重が高まり,職業紹介業を通じた転職なども増える中,人材サービス産業は存在感を増す一方である。この産業は,現代日本でいかなる社会的機能を果たしているか。広範な実証研究で明らかにし,働く人・企業双方のために克服すべき課題に迫る。

 序 章 労働市場における需給調整の担い手としての人材サービス産業(佐藤博樹)
第1部 人材サービス産業による就業機会の質向上─働く人々の視点
 第1章 事務系派遣スタッフのキャリア(島貫智行)
 第2章 どうすれば時給が上がるのか(松浦民恵)
 第3章 生産職種の請負・派遣社員の就業意識(佐野嘉秀)
 第4章 生産分野の派遣スタッフの仕事・労働条件とキャリア,就労意識(島貫智行)
第2部 人材サービス産業が担う社会的機能─企業経営の視点
 第5章 派遣会社の機能と課題(大木栄一・豊島竹男・横山重宏)
 第6章 事務系派遣営業所の運営と課題(島貫智行)
 第7章 派遣労働市場と労働派遣専門26業務適正化プラン(小林徹)
 第8章 派遣先企業における管理職の人事管理と派遣スタッフの活用(大木栄一・平田薫)
 第9章 生産請負・派遣企業の雇用維持と事業方針・人事管理(佐野嘉秀・大木栄一)
 第10章 職業紹介担当者の能力ならびにスキル(坂爪洋美)
 第11章 未就職卒業者を対象とした人材ビジネス企業のマッチング機能(山路崇正)

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