新刊:『安全保障の国際政治学〔第二版〕』
『安全保障の国際政治学――焦りと傲り 〔第二版〕』
土山實男 (青山学院大学教授)/著
2014年04月刊
四六判上製カバー付,494ページ
定価 3456円(本体 3200円)
ISBN 978-4-641-14903-8
◇安全保障の根源を問う◇
なにゆえ国際政治学は,安全保障に多大な関心を寄せてきたのか。セキュリティ・ディレンマ,失う恐怖,抑止,核戦略,危機管理,同盟など,基礎となる概念や政策を,歴史的事象を事例に理論的に考察する。バランス・オブ・パワー論や戦争原因論を追加し全体を改訂。
〈もくじ〉
第二版まえがき
初版まえがき
第1章 はじめにツキュディデスありき
第2章 アナーキーという秩序
第3章 安全保障
第4章 セキュリテイ・ディレンマ
第5章 失う恐怖の国際理論
第6章 抑止のディレンマと抑止失敗
第7章 核戦略と現代の苦悩
第8章 国際危機と危機管理
第9章 なぜ同盟は形成され,存続するのか
第10章 未来からの教訓――同盟が終わるとき
第11章 バランス・オブ・パワー
第12章 戦争はなぜ起こるのか
終 章 国際政治の悲劇を避けられるか
《新規》
第二版あとがき
初版あとがき