« 新刊:『行動経済学』 | トップページ | 著者より:『日本の消費者はなぜタフなのか』「日経産業新聞」に掲載 »

2014年2月12日 (水)

新刊:『老いのこころ』

L22016『老いのこころ――加齢と成熟の発達心理学』

佐藤眞一 (大阪大学教授),髙山緑 (慶應義塾大学教授),増本康平 (神戸大学准教授)/著

2014年6月刊行
四六判並製カバー付 , 280ページ
予定価 1995円(本体 1900円)
ISBN 978-4-641-22016-4 

◆「自分のこと」「家族のこと」「社会のこと」を考えるために◆

人はどう老いていき,そのとき本人や家族はどんな葛藤・問題を抱えるのか。様々な立場の人が「自分のこと」として読み・考えることができるよう,老いのメカニズムの基礎理論から高齢者との関わり・対応に役立つ実践的知見まで,平易にコンパクトに解説します。

【目次】

第1部 老いを包む社会
 第1章 老いのこころと高齢社会
 第2章 エイジングのこころ─人の生涯発達
 第3章 引退するこころ─引退期の獲得と喪失
第2部 老いのこころのメカニズム─正しい理解とアプローチのために
 第4章 情報処理機能の変化─感覚・脳・認知
 第5章 忘れやすさと忘れにくさ─記憶と学習
 第6章 英知を磨く─知的発達
 第7章 パーソナリティとエイジング
 第8章 家族とのつながり
 第9章 他者との関わりあい
 第10章 高齢期のこころの病気
第3部 老いて,生きる
 第11章 超高齢期のこころ─それぞれの生き方,それぞれの人生
 第12章 死にゆくこころ─死生観と死のプロセス
 第13章 老いを共に生きるこころ─家族として,援助者として

Column(1) 年齢差別─エイジズム/Column(2) 主観年齢と年齢アイデンティティ/Column(3) 定年後の夫の「居場所不安」/Column(4) 脳の老化を予防する?─脳の可塑性/Column(5) 年をとると嫌なことは思い出さず,よいことを思い出す?/Column(6) ブリムの父親のエピソード/Column(7) 階層的補完モデルと課題特定モデル/Column(8) 家族関係を包括的にとらえる/Column(9) 障害を認識することの重要性/Column(10) 生きがいの多様性/Column(11) 人の尊厳と死/Column(12) 死別と悲嘆 

« 新刊:『行動経済学』 | トップページ | 著者より:『日本の消費者はなぜタフなのか』「日経産業新聞」に掲載 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新刊:『老いのこころ』:

« 新刊:『行動経済学』 | トップページ | 著者より:『日本の消費者はなぜタフなのか』「日経産業新聞」に掲載 »

twitter

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Google+1

  • Google+1