新刊:『生活保障のガバナンス』
『生活保障のガバナンス』
2014年01月刊
A5判並製カバー付 , 450ページ
予定価 3,780円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-17394-1
◆日本再構築への示唆を与える◆
1980年代以降の生活保障システムを詳細なデータを基に跡づけ分析し,日本の社会・経済の脆弱性を照らしだす。特に貧困や地域格差など偏ったお金の流れ,個々人の「生きにくさ」がジェンダーと深く関わっていることを明らかにする。迫力ある著者待望の書。
(もくじ)
序 論 危機や災害に脆い社会
第1章 所得の格差・動態にかんするデータ─ミクロとマクロ
第2章 生活保障システムというアプローチ
第3章 福祉レジーム論をふり返る
第4章 生活保障システムの3類型と日本
第5章 「失われた20年」のガバナンスの推移
第6章 失われた20年のはじまり─1990年代のガバニング
第7章 小泉改革とはなんだったか─2000年代のガバニング
第8章 生活保障システムの比較ガバナンス─2000年代の日本の座標
終 章 グッド・ガバナンスに向けて