書評:『近代大阪の産業発展』「エコノミスト」に掲載
沢井 実 (大阪大学大学院教授)/著
『近代大阪の産業発展――集積と多様性が育んだもの』
2013年5月刊
→書籍情報はこちら『週刊エコノミスト』(2013年10月8日号)の「Book Review」で書評していただきました。評者は橘川武郎・一橋大学大学院教授です
「本書は,大阪が商工両面で日本経済をリードしていた戦前期に目を向け,機械・船舶・車輌・器具を含む広義の機械工業と,ブラシ・貝ボタン・琺瑯鉄器などの輸出雑貨工業の大阪における発展過程を詳細に分析している。」
「ひとり大阪経済のみならず,日本経済全体の再生への道を照らす良書である。」