新刊:『自殺のない社会へ』
澤田 康幸 (東京大学教授)
上田 路子 (シラキュース大学リサーチ・アシスタント・プロフェッサー)
松林 哲也 (ノーステキサス大学アシスタント・プロフェッサー)/著
『自殺のない社会へ――経済学・政治学からのエビデンスに基づくアプローチ』
2013年6月下旬予定
A5判並製カバー付,250ページ
予定価 2,520円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-17391-0
◆社会問題としての自殺に,実証分析から挑む◆
なぜ自殺に追い込まれてしまうの人がいるのか。自殺を,精神疾患などの直接的な原因だけではなく,社会・経済問題として捉え,緻密な調査と実証分析からその要因を明らかにする。エビデンス・ベースの視点からこれまでの対策の評価と,効果的な対策の見極め・実践に向けた展望を提示!
〈もくじ〉
イントロダクション
第1章 なぜ自殺対策が必要か?
第2章 自殺の社会経済的要因
第3章 自然災害と自殺──日本の都道府県データによる分析
第4章 政治イデオロギーと自殺──OECD諸国の国際比較データによる分析
第5章 経済・福祉政策と自殺──日本の都道府県データによる分析
第6章 自殺対策の運用と成果
終 章 エビデンス・ベースの自殺対策を目指して