新刊:『ケースに学ぶ日本の企業』
加藤 健太 (高崎経済大学准教授)
大石 直樹 (埼玉大学准教授)/著
『ケースに学ぶ日本の企業――ビジネス・ヒストリーへの招待』
有斐閣ブックス
2013年4月刊
A5判並製カバー付,420ページ
定価 3,045円(本体 2,900円)
ISBN 978-4-641-18408-4
◆社会が企業を変え,企業が社会を変える◆
日本を代表する諸企業の行動を活写したケースにより,近代以降の経営史を説くテキスト。企業は,各時代に,どのような市場へ,どうアプローチしたか。そして,そうした企業活動は,社会をいかに変えたか。日本の消費社会が現在の姿に至る過程を,具体例で描く。
〈もくじ〉
Introduction 歴史とケース・スタディ
第1部 羽織から背広へ──勃興する市場と模索する企業
Case 1 大阪紡績 ●会社を創るということ
Case 2 三菱合資 ●「財閥」って何?
Case 3 阪 急 ●大きくなっていく事業
Case 4 資生堂 ●憧れの演出
Case 5 三井物産 ●“商社マン”の仕事って?
第2部 今日よりも豊かな明日──成長する市場と挑戦する企業
Case 6 松下電器産業 ●誰でもNationalを知っていた
Case 7 ダイエー ●値段は誰が決めるのか
Case 8 トヨタ自動車 ●流れを究める
Case 9 本田技研工業 ●危機を好機に
Case 10 ソニー ●マーケットの創造
Case 11 全日本空輸 ●大空への挑戦
第3部 「真似ぶ」時代を過ぎて──成熟する市場と創造する企業
Case 12 セゾン ●やわらかい開発
Case 13 吉野家 ●ある企業の「倒産」と再生の物語
Case 14 集英社 ●『週刊少年ジャンプ』はなぜ“神話”となりえたのか
Case 15 オリエンタルランド ●ディズニーだけが知っている
Case 16 任天堂 ●新しい遊びの創造
Case 17 ソフトバンク ●“時間を買う”
Case 18 ファーストリテイリング
●安くて高品質で“オシャレ”なユニクロはどう作られるのか
巻末付録1 読書案内
巻末付録2 レポートの書き方
巻末付録3 企業博物館利用のススメ
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