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2013年3月27日 (水)

新刊:『コンストラクティヴィズムの国際関係論』

184107大矢根 聡 (同志社大学教授)/編

『コンストラクティヴィズムの国際関係論』
有斐閣ブックス

2013年3月刊
A5判並製カバー付,322ページ
定価 2,730円(本体 2,600円)
ISBN 978-4-641-18410-7

◆体系的に学べるテキスト◆

国際関係論の主要な分析枠組みの一つであるコンストラクティヴィズムを説明し,それを用いた事例分析の方法を解説したテキスト。国際関係や隣接分野の主な問題を取り上げ,研究者が分析を行う過程を追体験できるよう,その問題の現状と先行研究をふまえて事例分析を行う。

〈もくじ〉
 序 章 コンストラクティヴィズムの視角(大矢根聡)
       ──アイディアと国際規範の次元
第1部 国際関係の分析
 第1章 安全保障(栗栖薫子)
       ──アイディアと国際規範の次元多国間フォーラムにおける概念の普及過程
 第2章 安全保障化(塚田鉄也)
       ──ヨーロッパにおける移民を事例に
 第3章 地域統合(大矢根聡)
       ──東アジア地域レジーム間の規範的空間と日中関係
 第4章 対外支援(東野篤子)
       ──EUの規範とコンディショナリティ
 第5章 地球環境(山田高敬・逸見勉)
       ──「ポスト京都」の交渉における国際規範の役割
 第6章 市民社会(阪口 功)
       ──プライベート・ソーシャル・レジームにおけるNGOと企業の協働
 第7章 人の移動(柄谷利恵子)
       ──国際レジームの変遷をめぐる動因と戦略
第2部 隣接分野との対話
 第8章 地域研究との対話(宮地隆廣)
       ──アンデス高地先住民運動の政権獲得
 第9章 比較政治学との対話(近藤康史)
       ──国際的収斂と国家間差異との間で
 第10章 国際法学との対話(内記香子)
       ──WTOと遺伝子組み換え産品をめぐって

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