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2013年2月19日 (火)

新刊:『渋沢栄一と人づくり』

164086橘川 武郎 (一橋大学教授)
島田 昌和 (文京学院大学教授)
田中 一弘 (一橋大学教授)/編著

『渋沢栄一と人づくり』
一橋大学日本企業研究センター研究叢書5

2013年3月発行
A5判上製カバー付,284ページ
定価 3,360円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-16408-6

◆「合本主義」が照らし出す可能性とは◆

社会企業家の先駆者ともいわれる渋沢栄一。彼の人材育成面での貢献(主にビジネス教育への支援活動)の詳細を解明し,それを促した資本主義観を析出,後発国の工業化や現代資本主義に示唆を与える。近代日本の商業教育の発展史・人材の輩出史としても興味深い。

〈もくじ〉
序 章 渋沢栄一の人づくりに注目する理由(橘川武郎)
      ──後発国工業化への示唆と資本主義観の再構築
第1章 「合本」資本主義と高等教育への反映
      ──東大・早稲田・一橋への支援(島田昌和)
第2章 道徳経済合一説の真意
      ──東京高等商業学校での講話から(田中一弘)
第3章 教育支援活動の持続性(飯塚陽介)
      ──東京高等商業学校への影響力の基盤とその変化
第4章 商業教育制度の発展と私立商業学校への支援(島田昌和)
      ──京華商業学校を中心として
第5章 中等商業教育の普及と公立商業学校(山藤竜太郎)
      ──横浜商業学校・名古屋商業学校とのかかわり
第6章 女子高等教育による新しい社会と家庭の実現(山内雄気)
      ──日本女子大学校に対する支持と尽力
終 章 資本主義・人本主義・合本主義(橘川武郎)
      ──日本的経営の再生も視野に入れて

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