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武石彰,青島矢一,軽部大/著
『イノベーションの理由――資源動員の創造的正当化』
2012年3月発行
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『書斎の窓』(2012年11月号)に掲載された書評を,以下でもお読みいただけます。(評者は,金井壽宏〔かない・としひろ〕=神戸大学大学院経営学研究科教授)
『数学的・科学的リテラシーの心理学
――子どもの学力はどう高まるか』
2012年12月発行
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『理科の教育』2013年3月号の「図書紹介」欄に書評が掲載されました。
★☆☆
「こうした、心理学的実証研究に依拠しながら学力の内実を見極め、日本の生徒に不可欠な学力の育成に向けた提案がなされている点で、本書は極めて独創的である。」
中島 琢磨 (龍谷大学准教授)/著
『沖縄返還と日米安保体制』
2012年12月刊
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2013年2月24日付『日本経済新聞』の読書欄に書評が掲載されました。
☆ ☆ ☆
「沖縄返還を取り上げた本はたくさんあるが,全体像を描いたものはさほど多くない。本書は返還に至る交渉過程を時間軸に沿って丹念に追い,読みやすい構成だ」
『国際紛争と協調のゲーム』
2013年3月刊
A5判並製カバー付,294ページ
定価 2,730円(本体 2,600円)
ISBN 978-4-641-14904-5
◆国際政治の謎に,ゲーム理論で迫る!◆
『関わりあう職場のマネジメント』
2013年2月刊
四六判上製カバー付,260ページ
定価 2,625円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-16403-1
◆職場での身近な関係が,個人と組織の活力を育む◆
『教養としての経済学――生き抜く力を培うために』
2013年2月刊
四六判並製カバー付,324ページ
定価 1,890円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-16404-8
◆経済学の醍醐味をフルコースで味わう◆
『行政学』
有斐閣アルマSpecialized
2013年2月刊
四六判並製カバー付,470ページ
定価 2,835円(本体 2,700円)
ISBN 978-4-641-12483-7
◆行政の実態をどう理解するか◆
『リレーションシップ・マーケティング』
2012年10月発行
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『マーケティングホライズン』2013年第1号に書評が掲載されました(評者は明治大学商学部准教授・竹村正明氏)。
☆ ☆ ☆
「リレーションシップ・マーケティングが新しいマーケティング手法と言われて久しいが,大学教授にしか書けない作品が世に出てきたことを喜ばしく思う。多方面にわたるリレーションシップ研究の猟渉から,この研究領域のユニークな課題を精確に定義する1部は,良質の推理小説を読んでいるように引き込まれてゆく」
☆ ☆ ☆
「本書のオリジナルな理論的貢献は2部以降のコミットメント概念の再評価,測定,実証部分にある。議論が複雑になるところには必ず図が描かれており,多少難しい条件付きの説明であっても,理解の手助けをする」
井手英策/著
『財政赤字の淵源―寛容な社会の条件を考える』
2012年10月刊行
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『生活経済政策』(2013年2月,No. 193)に書評が掲載されました(評者は京都大学大学院法学研究科教授・新川敏光氏)。
「筆者の議論は,大蔵省と政治の関係の時代的変化,とりわけ省庁再編による財政金融分離についてほとんど無視しているように思えるが(そこに筆者のメッセージがあるのだろう),大蔵省統制という一貫した視点から描いた骨太の財政史であり,読み応えがある」
☆ ☆ ☆
「筆者のいう財政社会学の真骨頂は,第3部(第5,6章)「寛容な社会の条件」にあるだろう。第5章では社会は増税を通じた社会保障の拡充へと軸足を移したにもかかわらず,「土建国家の粘着性と健全財政主義」,「したたかな大蔵省統制」の抵抗が強く,政治は土建国家を超えられないと指摘されている。結果として,低所得者や高齢者をバッシングする「寛容なき社会」が出現してしまった。第6章では,このような現実を変え,寛容な社会をつくる財政について様々な角度から検討が加えられる」
☆ ☆ ☆
「財政史から現状分析まで,実証研究から政策提言までを1つにまとめあげようという筆者の意欲と力量には敬意を表する」
井手英策/著
『財政赤字の淵源―寛容な社会の条件を考える』
2012年10月刊行
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『出版ニュース』2013年1月下旬号「Book Guide」欄で紹介されました。