新刊:『選挙管理の政治学』
『選挙管理の政治学――日本の選挙管理と「韓国モデル」の比較研究』
2013年3月刊
A5判上製カバー付,270ページ
定価 4,200円(本体 4,000円)
ISBN 978-4-641-14901-4
◆政治学と行政学が交錯するフロンティア◆
選挙運動や投開票の方法など,選挙をどのように行うのか(=選挙管理)という問題を,政治学的・行政学的に分析する。二国間・多国間比較,日本の選挙管理行政,そして国際的な選挙管理のモデルとみなされている韓国の選挙管理の実態について詳しく説明する。
〈もくじ〉
序 章 選挙管理へのアプローチ(大西裕)
第1部 選挙管理機関の多様性
第1章 民主主義と選挙管理(大西裕)
第2章 選挙ガバナンスに関する研究の動向と展望(曽我謙悟)
第3章 自己拘束的制度としての選挙管理システム(川中豪・浅羽祐樹)
――韓国とフィリピンの比較研究
第4章 選挙管理機関の独立性(曽我謙悟)
――計量分析による各国比較
第2部 日本の選挙管理
第5章 戦前から戦後への日本の選挙管理(村井良太)
――信頼性と政治的安定をめぐって:1889-1952年
第6章 日本の選挙管理委員会について(品田裕)
第3部 「韓国モデル」の実証分析
第7章 韓国における選挙管理機関の立法への影響力(磯崎典世・大西裕)
第8章 韓国における選挙区画定の政治過程(浅羽祐樹)
――選挙区画定委員会と政治改革特別委員会の間
第9章 韓国の選挙管理委員会の準司法機能(磯崎典世)
――選挙違反取り締まりと民主主義
第10章 韓国の選挙管理委員会のもうひとつの役割(高選圭)
――市民教育
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