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2012年11月16日 (金)

新刊:『日本企業のマーケティング力』

163980山下 裕子 (一橋大学准教授),
福冨 言 (京都産業大学准教授),
福地 宏之 (東洋学園大学専任講師),
上原 渉 (一橋大学准教授),
佐々木 将人 (一橋大学講師)/著

『日本企業のマーケティング力』

一橋大学日本企業研究センター研究叢書3

A5判上製カバー付,294ページ
定価 3,780円(本体 3,600円)
ISBN 978-4-641-16398-0
2012年12月刊行

◆「マーケティングの危機」を乗り越えるために◆

 

日本企業のマーケティング戦略は業績に結びついているか。あるいは,そもそもマーケティング戦略はきちんと立案・実行されているか。また,販売の最前線にいる営業との関係はどうなっているか。250近くの事業体の実態を明らかにし,問題点克服への道を探る。

〈もくじ〉
序 章 今,なぜ「マーケティング力」なのか──戦略と組織
第1部 問題意識と調査の概要
 第1章 マーケティング研究の射程──問題意識の変遷と日本企業
 第2章 調査の概要──対象企業のプロフィール
第2部 日本企業に「マーケティング戦略」はあるのか
 第3章 マーケティング戦略の策定──欧米流のマーケティングは日本企業でも成果をもたらすのか
 第4章 4Pはどう決められているか──STPから導かれるマーケティング・ミックス
第3部 マーケティング戦略を支える組織プロセス
 第5章 「強い営業」のジレンマ──営業活動はマーケティング戦略を支えるのか
 第6章 マーケティング戦略を補完する事後対応──営業の現場対応と戦略変更
 第7章 戦略策定のためのマーケティング・インテリジェンス──広告代理店との連携と依存
第4部 マーケティング戦略を左右する組織パワー
 第8章 マーケティング戦略は誰が決めているのか──マーケティング部門の影響力
 第9章 マーケティング戦略はどこで決めるべきか──海外進出と現地法人の影響力
終 章 日本企業のマーケティング力──危機からの再生のために

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