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2012年10月

2012年10月15日 (月)

編集室の窓:『書斎の窓』2012年10月号

今月は休載です。

2012年10月10日 (水)

著者より:『経営理念の浸透』 「書斎の窓」に掲載

163959 高尾義明・王英燕/著
『経営理念の浸透
 ――アイデンティティ・プロセスからの実証分析』

2012年4月刊

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著者の高尾先生・王先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2012年9月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◇経営理念浸透研究の活性化に向けて
 ――『経営理念の浸透――アイデンティティ・プロセスからの実証分析』を刊行して◇


経営学の対象としての経営理念

経営学の研究領域は近年ますます拡大しています。しかし,そうした拡大ゆえに,重要であるとは思われながらも,研究対象としてあまり取り上げられないテーマがいくつもあるように思います。そうしたものの1つが,本書で取り上げた経営理念です。

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2012年10月 9日 (火)

著者より:『〈先取り志向〉の組織心理学』 「書斎の窓」に掲載

173859古川久敬・山口裕幸/編
『〈先取り志向〉の組織心理学――プロアクティブ行動と組織』

2012年3月発行
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編者の古川先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2012年9月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◇「想定外」や「未曾有」に,人はどう立ち向かうのか
 ――『〈先取り志向〉の組織心理学』を刊行した背景◇

このほど,『〈先取り志向〉の組織心理学』と題する書籍を,山口裕幸氏とともに編集刊行した。

わが国の外と内で,誰もが知っているように,経済状況をはじめ,大きな変化が続いている。組織の充実した未来は,現在の先に必ずあるわけではない。個人についてもそうである。

これから組織と個人が取り組む課題は,これまで経験したことがなく,成功法則の持ち合わせのない「未経験課題」が増え続けている。

本書では,そういう未経験の状況や課題に,組織と個人が,変化を先取りしながら,能動性や自発性を基調として向き合い,どうプロアクティブ(proactive)に取り組むかについて,気鋭の研究者によって,組織の現実を押さえ,かつ最新の研究成果を引きながら,組織心理学の重要テーマと関連づけて論述したものである。

本稿では,編集刊行にあたって抱いていた問題意識や議論の背景について,もう少し敷衍しておきたい。

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2012年10月 8日 (月)

著者より:『ダイナミック競争戦略論・入門』 「書斎の窓」に掲載

163966河合忠彦/著
『ダイナミック競争戦略論・入門
 ――ポーター理論の7つの謎を解いて学ぶ』

2012年4月刊
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著者の河合先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2012年9月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◇現実に対する理論の責任◇


今年は日本のエレクトロニクス産業にとって特に強く記憶される年の1つになりそうである。液晶テレビ,プラズマテレビなどのいわゆる薄型テレビをめぐる「薄型TVウォーズ」において,日本メーカーが韓国メーカー,ことにサムスン電子に完敗したからである。TVを主力製品とするソニー,パナソニック,シャープが2012年3月期決算でそろって創業以来の巨額の最終赤字となり,3社合計で約1兆6000億円の赤字を出したのに対し,サムスン電子1社で約9000億円の黒字を計上したのである。

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2012年10月 5日 (金)

著者より:『進化と感情から解き明かす社会心理学』 「書斎の窓」に掲載

124660北村英哉・大坪庸介/著
『進化と感情から解き明かす 社会心理学』
2012年4月刊
→書籍情報はこちら

著者の北村先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2012年9月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◇社会心理学と進化的アプローチ
 ――『進化と感情から解き明かす 社会心理学』を刊行して◇


この度,有斐閣アルマシリーズから,大坪庸介氏と共著で『進化と感情から解き明かす 社会心理学』を刊行させていただいた。本書執筆にあたって考えていたことのいくばくかを記してみたい。

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新刊:『現代国際金融論 第4版』

184077上川 孝夫 (横浜国立大学教授)
藤田 誠一 (神戸大学教授)/編

『現代国際金融論 第4版』
有斐閣ブックス

2012年10月発行
A5判並製カバー付,478ページ
定価 3,150円(本体 3,000円)
ISBN 978-4-641-18407-7

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新刊:『リレーションシップ・マーケティング』

164000久保田 進彦 (東洋大学教授)/著

『リレーションシップ・マーケティング
 ――コミットメント・アプローチによる把握』

2012年10月発行
A5判上製カバー付,286ページ
定価 4,200円(本体 4,000円)
ISBN 978-4-641-16400-0

◆統合的な把握をめざして◆

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新刊:『財政赤字の淵源』

164024井手 英策 (慶應義塾大学准教授)/著

『財政赤字の淵源――寛容な社会の条件を考える』

2012年10月発行
四六判上製カバー付,308ページ
定価 2,835円(本体 2,700円)
ISBN 978-4-641-16402-4

◆寛容な社会を支える財政へ◆

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2012年10月 4日 (木)

新刊:『都市経済学』

184060_2高橋 孝明 (東京大学教授)/著

『都市経済学』
有斐閣ブックス

2012年10月刊
A5判並製カバー付,344ページ
定価 2,625円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-18406-0

◆都市の不思議を解き明かす◆

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新刊:『財政研究 第8巻 社会保障と財政』

日本財政学会/編

『財政研究 第8巻 社会保障と財政――今後の方向性』

2012年10月発行
A5判上製カバー付,322ページ
定価 5,250円(本体 5,000円)
ISBN 978-4-641-29947-4

◆日本財政学会2011年次の知的営為の集大成◆

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新刊:『中東政治学』

049970酒井 啓子 (東京外国語大学教授)/編

『中東政治学』

2012年10月発行
A5判並製カバー付,292ページ
定価 3,045円(本体 2,900円)
ISBN 978-4-641-04997-0

◆地域研究と比較政治の架橋をめざして◆

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編集室の窓:『書斎の窓』2012年9月号に掲載

ロンドン・オリンピックの大興奮から3週間,夏の疲れを吹き飛ばす勢いの力作が,この秋の政治学分野に並びます。

まずは,中東の事例を政治学分析の俎上に乗せて他地域との比較を可能にしようとする野心的なテキスト,酒井啓子編『中東政治学』です。15人の中東研究者が,主要な国々の政治変動を,政治体制・社会運動・国際政治の側面から分析・解説します。

新進気鋭の研究者による意欲作3作が続きます。青野利彦『「危機の年」の冷戦と同盟』は,人類が核戦争の深淵を覗いた,ベルリン危機からキューバ危機,部分的核実験禁止条約締結に至る「危機の年」の東西両陣営内部の状況や第三世界各国の動きを活写し,国際的危機における超大国アメリカとその同盟国の関係を考えます。中島琢磨『沖縄返還と日米安保体制』は,今年40周年を迎えた沖縄返還の交渉過程を,新たに公開された一次史料や,当事者・関係者の日記・回想録,著者自らの聞き取り調査を用いて実証的に解明します。木寺元『地方分権改革の政治学』は,アイディアに着目した政治アプローチを用いて日本の地方政治改革を分析し,制度はどのようなときに変化するかを明らかにします。

さらに年末にかけて,渾身の作,中西寛・石田淳・田所昌幸『国際政治学』(NLAS)などが待機しています。(Y. S)

2012年10月 1日 (月)

書評:『経営理念の浸透』 「組織科学」に掲載

163959高尾義明・王英燕/著
『経営理念の浸透
 ――アイデンティティ・プロセスからの実証分析』
2012年4月刊
→書籍情報はこちら

『組織科学』(第46巻第1号)に,書評が掲載されました(評者は,北居明・大阪府立大学経済学部教授)。

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