新刊:『リスクの社会心理学』
中谷内 一也 (同志社大学教授)/編
『リスクの社会心理学―人間の理解と信頼の構築に向けて』
2012年7月17日発売
A5判並製カバー付 , 306ページ
定価 3,150円(本体 3,000円)
ISBN 978-4-641-17387-3
◆リスクに向き合うために◆
人間が生み出してきた道具や科学技術には,ベネフィットとリスクがある。道具や科学技術の扱いを考えるためには,ベネフィットやリスクの把握だけでなく,人間の認知・感情や社会性への理解が必要となる。社会心理学から,リスクと人間・社会について考える。
〈もくじ〉
第1部 リスク認知
第1章 リスク認知の基盤
第2章 リスク認知の各論的特徴
第3章 リスク認知と感情
第4章 リスク認知の個人差
第5章 科学技術的なリスク・アセスメントの基本的な考え方とアプローチ
第6章 一般人と専門家の溝
第2部 リスクと社会
第7章 リスク情報の社会的伝搬とその波及効果
第8章 マスメディアのリスク情報とオーディエンスの受容
第9章 マスメディアの災害報道と社会の反応
第10章 リスク・コミュニケーション
第11章 リスクに社会はどう相対すべきか
第12章 リスクと信頼
◎執筆者
中谷内一也,竹村和久,広田すみれ,上市秀雄,谷口武俊,小杉素子,元吉忠寛,福田充,釘原直樹,吉川肇子,藤井聡,江守正多,臼井伸之介,島田貴仁,大木聖子,岸本充生,横山広美,前田恭伸,小出重幸,三浦麻子,安藤弥生,小林傳司
« 書評:『企業家に学ぶ日本経営史』 「企業家研究」に掲載 | トップページ | 新刊:『国際金融のしくみ 第4版』 »
« 書評:『企業家に学ぶ日本経営史』 「企業家研究」に掲載 | トップページ | 新刊:『国際金融のしくみ 第4版』 »