新刊:『ひらすら読むエコノミクス』
伊藤 秀史 (一橋大学教授)/著
『ひたすら読むエコノミクス』
2012年4月刊
四六判並製カバー付 , 252ページ
定価 1,680円(本体 1,600円)
ISBN 978-4-641-16397-3
◆この1冊で経済学が好きになる,かも!?◆
経済学の抽象的な印象に苦しんだり戸惑ったりしたことはありませんか? 経済学は物事を考えるための強力なフレームワークとしての側面もあります。この本はたくさんの現実と理論のキャッチボールを紹介します。図表や数式は全く使いません。まずは気軽に本書『読むエコ』を読んでみて下さい。
【書評掲載】
『週刊エコノミスト』2012年5月15日号に掲載(評者:土居丈朗先生)。
『週刊東洋経済』2012年6月2日号に,「『ひたすら読むエコノミクス』を書いた一橋大学大学院商学研究科教授 伊藤秀史氏に聞く」というインタビュー記事が掲載されました。東洋経済オンラインでご覧いただけます。 →こちら
『中央公論』2012年8月号,「経済学者の書棚」コーナーに掲載(評者:松井彰彦先生・東京大学大学院経済学研究科教授)。
【伊藤のエッセイ】
伊藤秀史先生が本書執筆後に書かれたエッセイ,「『読むエコ 』 登場」『書斎の窓』2012年7-8月号 (No.616)がご覧いただけます。→こちら
上記エッセイで紹介されている「商学部生への経済学のススメ」というエッセイは→こちら
著者の伊藤秀史先生のウェブサイトでも色々な情報がご覧いただけます。→こちら
【もくじ】
第1章 経済学を知っていますか?
第2章 「スマート」に決める原則:ひとりの意思決定
第3章 駆け引きのなかで決める原則:ゲーム理論超入門
第4章 多数の意図が交差する場所:市場の成功と失敗
第5章 現実世界は霧のなか!?:不確実性と情報
第6章 サボりの誘惑に打ち勝つ:モラルハザードとインセンティブ設計
第7章 真実を引き出す:逆淘汰とインセンティブ設計
第8章 見えざる手は創れるか?:マーケット・デザイン
第9章 思惑の衝突を超えて:組織デザイン
まとめとオマケとあとがきと