新刊:『マーケティング・リフレーミング』
栗木 契 (神戸大学准教授)
水越 康介 (首都大学東京准教授)
吉田 満梨 (立命館大学准教授)/編
『マーケティング・リフレーミング
――視点が変わると価値が生まれる』
2012年3月発行
A5判 , 278ページ
定価 2,520円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-16390-4
◆マーケティングの再活性化◆
企業や市場の潜在性を掘り起こすための新しいマーケティング概念を提示する。国内マーケティング成功のヒントを京都花街,マルちゃん鍋用ラーメン,はとバス,ロック・フィールド,生活の木,キリンフリー,グリーンファームなど,8つの事例から探る。
〈もくじ〉
第1部 市場の逆説性――リフレーミングのメカニズム
第1章 市場の逆説性を考える
第2章 京都の花街の再生――しなやかに生き続ける伝統
第3章 マルちゃん鍋用ラーメンの市場性――捨てる勇気が活路を生む
第2部 市場の定義――リフレーミングに挑む
第4章 市場の定義を考える
第5章 はとバスのV字回復――違和感を掘り下げると,可能性が見えてくる
第6章 ロック・フィールドのデザイン――未来を切り開く指針
第7章 生活の木のライフスタイル創造――実感に寄り添い,仲間を育てる
第3部 市場の共創性――リフレーミングを受け止める
第8章 市場の共創性を考える
第9章 キリンフリーの口コミ調査――使用シーンから広がる商品の価値
第10章 花王アタックNeoの製品開発――消費者インサイトをとらえる
第11章 産直市場グリーンファームのリフレーミング
――逆風を前進のエネルギーに換える
エピローグ