新刊:『タイトヨタの経営史』
川邉 信雄 (文京学院大学学長)/著
『タイトヨタの経営史
――海外子会社の自立と途上国産業の自立』
A5判上製カバー付,272ページ
定価 3,360円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-16381-2
2011年11月発行
◆海外子会社 世界市場に羽ばたく◆
トヨタ自動車の海外子会社タイトヨタが,開発から販売・輸出までの自立した能力を身につけ,国内の圧倒的なシェアをもち,タイを代表する輸出企業としての地位を確立し,さらにタイの自立した自動車産業集積を形成させるするに至ったプロセスを描く力作。
〈もくじ〉
第1章 自立化はなぜ,いかにして達成されたか
第2章 タイ自動車産業におけるタイトヨタ
第3章 タイ市場への進出(1957~1977年)
第4章 国産化への組織の対応と人事・教育制度の確立(1978~1985年)
第5章 自動車市場の急速な拡大と自由化政策への対応(1985~1993年)
第6章 アジア・カーの誕生と通貨危機(1994~2003年)
第7章 輸出基地化とグローバル・スタンダードの確立(2004~2006年)
第8章 環境問題と「エコカー」の開発(2007年~)
第9章 発見事実と今後への課題