新刊:『認知心理学』
道又爾 (上智大学教授)
北崎 充晃 (豊橋技術科学大学准教授)
大久保 街亜 (専修大学准教授)
今井 久登 (東京女子大学教授)
山川 恵子 (放送大学客員准教授)
黒沢 学 (東京電機大学准教授)/著
『認知心理学――知のアーキテクチャを探る 新版』
有斐閣アルマSpecialized
2011年12月刊
四六判並製カバー付,338ページ,定価 2,205円(本体 2,100円)
ISBN 978-4-641-12453-0
◆「認識」に挑む実験的・科学的手法◆
人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実験的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。
〈もくじ〉
第1章 認知心理学の誕生と変貌――情報工学から機能的生物学へ=道又 爾
第2章 知覚の基礎――環境とのファーストコンタクト=北崎充晃
第3章 高次の知覚――見ることから理解することへ=道又 爾
第4章 注 意――情報の選択と資源の集中=大久保街亜
第5章 表 象――こころの中身,その形式=大久保街亜
第6章 記 憶――過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登
第7章 言 語――成長する心の辞書システム=山川恵子
第8章 問題解決と推論――普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学