新刊:『居住福祉学』
外山 義 (元京都大学教授)
野口 定久 (日本福祉大学教授)
武川 正吾 (東京大学教授)/編
『居住福祉学』
有斐閣コンパクト
2011年12月刊,四六判並製カバー付,364ページ
定価 2,625円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-17384-2
◆福祉の基礎である「居住の権利」を考えるために◆
人が安心して暮らすために必要な居住環境のありようを追究する居住福祉学の入門テキスト。住居や福祉施設,まちづくりや地域福祉などの居住福祉の基礎について,生活者の視点に立って解説する。居住空間,コミュニティ,公共政策という3つの視点から整理する。
〈もくじ〉
序 文 現代社会における居住福祉の意義=早川和男
第1章 居住福祉学の理論的基礎=武川正吾・岡本祥浩・野口定久
第1部 居住空間の視点
第2章 健康のための居住福祉=入江建久
第3章 生活空間と居住福祉=中島明子
第4章 生活におけるバリアと居住福祉=大原一興
第5章 人と空間というケア――外山義の仕事の意味=中田雅美・野口典子
第2部 コミュニティの視点
第6章 コミュニティと居住福祉=野口定久
第7章 居住福祉のための都市環境=岡本祥浩
第8章 中山間地の居住福祉=吉田邦彦
第9章 生活者の視点に立った居住福祉=野口典子
第3部 公共政策の視点
第10章 自治体政策としての居住福祉=児玉善郎
第11章 居住福祉のための住宅政策=武川正吾
第12章 居住福祉学と法=吉田邦彦
終 章 居住福祉の課題と展望=野口定久