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2011年10月31日 (月)

新刊:『企業家に学ぶ日本経営史』

184008宇田川 勝 (法政大学教授)
生島 淳 (高知工科大学講師)/編

『企業家に学ぶ日本経営史―テーマとケースでとらえよう』

有斐閣ブックス

A5判並製カバー付 , 350ページ,定価 2,940円(本体 2,800円)
ISBN 978-4-641-18400-8
2011年12月刊行

◆テーマとケースでバランスよく学べる入門書の決定版◆

主要テーマを設定した上で,代表的な企業家を取り上げ,具体的なケースと豊富な資料にもとづく解説を通して,いきいきと学べる入門テキストの決定版。時代背景と企業家活動を統合的に説明することで,日本の産業・企業発展のダイナミズムを深く学ぶ。

〈もくじ〉
1章 江戸期大商家の新時代への対応:三野村利左衛門《三井》
2章 財閥の形成:中上川彦次郎《三井》
3章 会社企業の成立:渋沢栄一
4章 在来産業の革新:波多野鶴吉《郡是製糸》
5章 大企業時代の到来:武藤山治《鐘淵紡績》
6章 「都市型」産業の誕生:小林一三《阪急電鉄》
7章 先駆的マーケティング活動:二代鈴木三郎助《味の素》
8章 重化学工業の開拓:野口遵《日窒コンツェルン》
9章 企業家活動の破綻:金子直吉《鈴木商店》
10章 地方企業からの発展:石橋正二郎《ブリヂストン》
11章 軍需産業の発展:中島知久平《中島飛行機》
12章 財閥解体から戦後型企業集団形成へ:江戸英雄《三井グループ》
13章 労使協調路線の確立:倉田主税《日立製作所》
14章 戦後の大規模設備投資行動:西山弥太郎《川崎製鉄》
15章 大衆消費社会の出現:松下幸之助《松下電器産業》
16章 町工場から国際企業へ:井深大・盛田昭夫《ソニー》
17章 日本型生産システムの形成:大野耐一《トヨタ自動車》
18章 流通革命の進展:中内功《ダイエー》
19章 ベンチャー企業の躍進:稲盛和夫《京セラ》
20章 大企業のリストラクチャリング:樋口廣太郎《アサヒビール》
21章 新サービス産業の開拓者:小倉昌男《ヤマト運輸》
22章 大企業経営の失敗:水島廣雄《そごう》

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