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2011年5月

2011年5月30日 (月)

編集室の窓:『書斎の窓』2011年5月号に掲載

このたびの東日本大震災で被災された皆様に,謹んでお見舞い申し上げるとともに,被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

他方,関東地方を中心にして計画停電が広く行われています。改めて,電気を使わずに読むことができる新聞や本の,メディアとしての力や確かさに気づかされました。

危機が起こった際の集団の心理学を明らかにする『グループ・ダイナミックス』は,実例を交えて解説した入門書です。今回の大震災を考え直すときに,有用な内容が多く盛り込まれています。同じく心理学の領域では,親・保育者の視点から学べる内容・構成で平明に叙述されたニュー・スタンダード・テキスト『乳幼児のこころ』が刊行されます。

復興に向けて,金融機関や国・地方政府の役割が重要になります。日本銀行の全容を示す『日本銀行の機能と業務』は,金融政策を理解するために必読です。『証券市場論』は証券のもつ独自の意義を再確認する基本テキストです。また保険の分野では,理論と現実をバランスよく学べる『保険学』が刊行されます。『福祉国家の制度発展と地方政府』は,国民健康保険制度の発展過程を解明して福祉国家と地方政府の関係を考察します。(M・S)

書評:『組織エスノグラフィー』 「書斎の窓」に掲載

163621金井壽宏 = 佐藤郁哉 = ギデオン・クンダ = ジョン・ヴァン-マーネン/著
『組織エスノグラフィー』

2010年12月刊
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book 『書斎の窓』(2011年5月号)に掲載された書評を,以下でもお読みいただけます。(評者は,伊丹敬之〔いたみひろゆき〕・東京理科大学イノベーション研究科教授)

なぜ私が?

有斐閣からこの書評のご依頼が来たとき,私はほとんど考えもせずに引き受けた。

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著者より:『同一価値労働同一賃金原則の実施システム』 「書斎の窓」に掲載

173743森ます美・浅倉むつ子/編
『同一価値労働同一賃金原則の実施システム
 ――公平な賃金の実現に向けて』

2010年12月刊
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karaoke編者の森先生・浅倉先生が,本書の刊行にあたって対談くださいました記録を,『書斎の窓』(2011年5月号)より,以下に転載いたします。

誌上対談:『同一価値労働同一賃金原則の実施システム――公平な賃金の実現に向けて』を刊行して
=森ます美(もり・ますみ,昭和女子大学人間社会学部教授)
=浅倉むつ子(あさくら・むつこ,早稲田大学大学院法務研究科教授) 

 刊行から2か月ほどで重版のお知らせを頂いて,うれしく思っています。非正規の労働組合や女性運動のネットワークなどが,本書をまとめて購入して下さっているようです。直接に感想やご意見を伺うような機会は,私には,まだないのですが,浅倉さんはどうですか。

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著者より:『比較制度分析・入門』 「書斎の窓」に掲載

163645_2中林真幸・石黒真吾/編
『比較制度分析・入門』

2010年12月刊
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pen編者の中林先生・石黒先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2011年5月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◆道具としての「比較制度分析」
=中林真幸(なかばやし・まさき,東京大学社会科学研究所准教授)
=石黒真吾(いしぐろ ・しんご,大阪大学大学院経済学研究科教授)

1 「比較制度分析」

人々が互いの性質を熟知しており,かつ,互いの行動を完全に観察できる世界,すなわち,情報の非対称性が存在しない世界においては,人々の自由な取引を保障することによって最適な資源配分が実現される。他方で,情報の非対称性が存在し,したがって騙し合いが可能な現実世界において,この最善解が達成されることはない。しかし,正直者が馬鹿を見る状況を根絶することはできなくても,より少なくすることはできる。正直者が損失を被る余地をなるべく小さくする,よりましな次善解を求めて,人々はよりましな国家を建設し,よりましな企業を設立しようと努力してきた。

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著者より:『地方消費税の経済学』 「書斎の窓」に掲載

163713持田信樹・堀場勇夫・望月正光/著
『地方消費税の経済学』
2010年12月刊
→書籍情報はこちら

pen著者の持田先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2011年5月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

『地方消費税の経済学』の挑戦――ゴルディオスの結び目を解く
=持田信樹(もちだ・のぶき,東京大学大学院経済学研究科教授)

1 は じ め に

このたび『地方消費税の経済学』を,堀場勇夫,望月正光の両氏と私の共著として刊行することができた。私たちは,安定的な税収をもたらし地域的偏在が少ない地方消費税について,基本的な仕組み,論点を綿密に解明して,今後のあるべき制度を設計した。海外の実態調査やシミュレーションによる検討を踏まえて,財政学の視点にもとづいてできるかぎり実証的で精緻な議論を展開したつもりだ。学術書であるが,研究者のみならず,実務家や大学のゼミの参考文献として役立つ。ここでは,本書の基礎となる研究をどのようなスタンスで行ってきたかを説明させていただきたい。

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著者より:『現代人の社会学・入門』 「書斎の窓」に掲載

173729_4西原和久・油井清光/編
『現代人の社会学・入門』

2010年12月刊
→書籍情報はこちら

pen編者の西原先生が,本書の刊行にあたって『書斎の窓』(2011年5月号)にお寄せくださいましたエッセイを,以下に転載いたします。

◆グローバル化・移動・社会学実践
=西原和久(にしはら・かずひさ,名古屋大学大学院環境学研究科/文学部・社会学講座教授)

グローバル化は日常世界に宿る

グローバル化が語られて久しい。グローバル化がグローブ(地球)規模で多様な出来事が生起する傾向の増大を指すとすれば,間違いなく現代社会は,「全地球化」(ハングルの漢字表記),「全球化」(中国語)の様相を呈している。では何がグローバル化しているのか。

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2011年5月25日 (水)

新刊:『エスニック・アメリカ 第3版』

281226明石 紀雄 (筑波大学名誉教授)
飯野 正子 (津田塾大学学長)/著

『エスニック・アメリカ 第3版
 ――多文化社会における共生の模索』
有斐閣選書

2011年6月発行
四六判 , 450ページ
定価 2,730円(本体 2,600円)
         
ISBN 978-4-641-28122-6


◆「アメリカ人」の姿を描き出す◆

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新刊:『乳幼児のこころ』

124295遠藤 利彦 (東京大学准教授)
佐久間 路子 (白梅学園大学准教授)
徳田 治子 (高千穂大学准教授)
野田 淳子 (東京経済大学専任講師)/著

『乳幼児のこころ――子育ち・子育ての発達心理学』
有斐閣アルマSpecialized

2011年6月発行
四六判 , 340ページ,定価 2,100円(本体 2,000円)
          ISBN 978-4-641-12429-5

◆子育てや子どもの発達の可能性を切り拓くために◆

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新刊:『現代日本経済 第3版』

124431_2橋本 寿朗 (元法政大学教授)
長谷川 信 (青山学院大学副学長)
宮島 英昭 (早稲田大学教授)
齊藤 直 (フェリス女学院大学准教授)/著

『現代日本経済 第3版』
有斐閣アルマSpecialized

四六判並製カバー付 , 520ページ
定価 2,730円(本体 2,600円)
ISBN 978-4-641-12443-1
2011年06月刊

◆戦後復興から金融危機後まで◆

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新刊:『観光学キーワード』

058910山下 晋司 (東京大学教授)/編

『観光学キーワード』
有斐閣双書キーワード

四六判並製カバー付,266ページ
定価 1,890円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-05891-0
2011年06月刊

◆これからの観光を学ぶ人のために◆

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新刊:『現代経営入門』

183940高橋 宏幸 (中央大学教授)
丹沢 安治 (中央大学教授)
花枝 英樹 (中央大学教授)
三浦 俊彦 (中央大学教授)/著

『現代経営入門』
有斐閣ブックス

A5判並製カバー付,356ページ
定価 2,520円(本体 2,400円)
ISBN 978-4-641-18394-0
2011年06月刊

◆経営の「いま」を知る◆

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新刊:『女性学・男性学 改訂版』

124288伊藤 公雄 (京都大学教授)
樹村 みのり (漫画家)
國信 潤子 (愛知淑徳大学教授)/著

『女性学・男性学――ジェンダー論入門 改訂版』
有斐閣アルマInterest

四六判並製カバー付,338ページ
定価 1,995円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-12428-8
2011年05月発行

◆性を問い直す◆

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2011年5月24日 (火)

新刊:『保険学』

183957近見 正彦 (埼玉学園大学教授,一橋大学名誉教授)
堀田 一吉 (慶應義塾大学教授)
江澤 雅彦 (早稲田大学教授)/編

『保険学』
有斐閣ブックス

A5判並製カバー付,284ページ
定価 2,310円(本体 2,200円)
ISBN 978-4-641-18395-7
2011年05月発行

◆幅広い保険学の知識を凝縮した一冊◆

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2011年5月 9日 (月)

書評:『市場と向き合う地方債』 「日本経済新聞」に掲載

16374小西 砂千夫 (関西学院大学教授)/編著

『市場と向き合う地方債― 自由化と財政秩序維持のバランス』

→書籍情報はこちら

book日本経済新聞書評欄(2011年5月8日付)で紹介されました。

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