新刊:『はじめて学ぶ宗教』
岡田 典夫 (茨城キリスト教大学名誉教授)
小澤 浩 (前富山大学教授)
櫻井 義秀 (北海道大学教授)
島薗 進 (東京大学教授)
中村 圭志 (編集,翻訳,著述業)/著
『はじめて学ぶ宗教――自分で考えたい人のために』
四六判並製カバー付, 280ページ
定価 1,995円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-17377-4
2011年05月発行
◆「いかに生きるか」という問いからはじめる◆
宗教を信じると否とにかかわらず,私たちは生きていくうえで,宗教についての一定の知識や判断力・理解力が求められています。「いかに生きるか」という問いを忘れずに,現実社会との関わりを重んじながら,しかし冷静に,自分の頭で宗教について考えるための書。
〈もくじ〉
はじめに
序 章 「宗教」とは何かを考える=中村圭志・島薗進
第1章 宗教と暴力──苦難・救済・非暴力主義=島薗進
第2章 神話と聖典の言葉──宗教的言語世界にアプローチするためのヒント
=中村圭志
第3章 宗教と社会──カルトとの遭遇=櫻井義秀
第4章 宗教から信仰へ──矢部喜好の良心的兵役拒否をめぐって=岡田典夫
第5章 日本人と宗教──「ヒトガミ」の物語=小澤浩
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