新刊:『遺伝マインド』
安藤 寿康 (慶應義塾大学教授)/著
『遺伝マインド――遺伝子が織り成す行動と文化』
有斐閣Insight
四六判並製カバー付,236ページ
定価 1,575円(本体 1,500円)
ISBN 978-4-641-17805-2
2011年04月刊
◆いま求められる遺伝観とはどのようなものか◆
人間も生物の一種として遺伝子の影響を受けており,心身のあらゆる側面にそれが現れていると考える姿勢や態度を意味する「遺伝マインド」。環境決定論でも遺伝決定論でもない,いま求められる新しい遺伝観,そしてそれをふまえたうえでの環境と社会の見方を提示。
〈もくじ〉
序 章 遺伝マインドとは
第1章 遺伝子と多様性
第2章 ふたごのはなし
第3章 遺伝のはなし
第4章 遺伝のつづきばなし
第5章 環境のはなし
終 章 遺伝マインドで考える