新刊:『地方消費税の経済学』
持田 信樹 (東京大学教授)
堀場 勇夫 (青山学院大学教授)
望月 正光 (関東学院大学教授)/著
『地方消費税の経済学』
A5判並製カバー付, 262ページ,定価 3,675円(本体 3,500円)
ISBN 978-4-641-16371-3
2010年12月刊
◆ 地方財源の充実に向けた最重要課題に応える ◆
地域的偏在が少ない安定的な財源として,関心が高まっている地方消費税について,
基本的な知識,論点,現行制度の問題点を綿密に解説し,今後のあるべき制度を設計する。
先行する海外の実態調査も踏まえて,実証的で精緻な議論を展開。地方自治体職員の必読書。
〈もくじ〉
第1章 地方消費税への視角
1 はじめに
2 地方分権の歩み
3 地方消費税の意義
4 地方消費税の仕組み
5 地方消費税をめぐる論点
第2章 地方付加価値税の理論
第3章 EUにおける境界統制の廃止
第4章 連邦制国家の地方付加価値税
第5章 地方消費税とマクロ税収配分方式
第6章 マクロ税収配分方式と産業連関表
第7章 カナダの協調売上税とマクロ税収配分方式
第8章 地方消費税のマクロ税収配分:産業連関表によるシミュレーション
第9章 総括と展望
1 はじめに
2 理論的パースペクティブ
3 改革の方向性