新刊:『地域マーケティング論』
『地域マーケティング論――地域経営の新地平』
A5判上製カバー付,300ページ,定価 4,410円(本体 4,200円)
ISBN 978-4-641-16369-0
2010年12月刊
◆ 地域経営の体系化に挑む圧巻の一冊 ◆
住民のニーズに立脚し,多様な主体による問題解決手段としてのマーケティング対応を「地域マーケティング」ととらえ,その論理と体系を解明する。地域経営,地域ブランド,地域活性化といった論点を,マーケティングの視点から統合的にまとめ上げる渾身作。
〈もくじ〉
第1部 本書の射程とマーケティング・アプローチの有効性
1章 「地域経営」の定義・特性と本書の射程
2章 既存研究の現状とマーケティング・アプローチの有効性
第2部 マーケティング・ネットワークの地域〈基本〉モデル
3章 自治体マーケティング論の位置づけ・転換・限界
4章 マーケティング・ネットワークの地域〈基本〉モデル(中山間地モデル)
5章 [都市部モデル]とNPO支援組織のマーケティング
第3部 マーケティング・ネットワークの構造と[〈包括〉モデル]
6章 自治体の位置づけと[〈包括〉モデル]
7章 [〈包括〉モデル]の構造(1)
8章 [〈包括〉モデル]の構造(2)
第4部 [マーケティング・ネットワーク]構築の手段と効果
9章 地域通貨
10章 地域コミュニティ協働事業推進貯金
11章 手段および成果としての「地域ブランド」
第5部 [〈包括〉モデル]の可能性と地域経営の新地平
12章 [〈包括〉モデル]の理論的・現実的可能性
終章 地域経営の新地平