新刊:『はじめて学ぶ国際経済』
浦田 秀次郎 (早稲田大学教授)
小川 英治 (一橋大学教授)
澤田 康幸 (東京大学准教授)/著
『はじめて学ぶ国際経済』
有斐閣アルマBasic
四六判並製カバー付,288ページ,定価 1,995円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-12421-9
2010年12月刊
◇ 実態と理論の乖離を埋める ◇
グローバル化した国際経済活動を国際貿易・投資,国際金融,開発経済の3部に分けて学習する入門テキスト。各章ともその実態や問題の把握から説き起こし,次に実態を理解するための理論的説明を行い,最後に問題解決のための政策を検討するという流れに沿って叙述。
〈もくじ〉
第1部 国際貿易・投資
第1章 なぜ貿易が行われるのか
──貿易パターンの決定・貿易の利益
第2章 なぜ政府は貿易に介入するのか
──貿易政策
第3章 なぜ地域統合が行われるのか
──地域経済統合
第4章 なぜ海外投資が行われるのか
──直接投資
第2部 国際金融
第5章 どのように国際的に資金が流れるのか
──国際金融取引の流れ・資金の流れ
第6章 為替レートはどのように決まるのか
──為替レートの決定
第7章 どのように為替レートを安定化させるのか
──為替介入とマクロ経済政策
第8章 どのようにして安定した国際通貨制度を構築するのか
──国際通貨制度・通貨統合
第3部 開発経済
第9章 なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか
──経済発展
第10章 どのようにして貧困を削減すればよいのか
──世界の貧困問題
第11章 どのようにして開発援助を行えばよいのか
──政府開発援助(ODA)
第12章 どのようにして環境と開発の共存を達成するのか
──持続可能な開発