新刊:君塚直隆『近代ヨーロッパ国際政治史』有斐閣コンパクト
君塚直隆 (神奈川県立外語短期大学教授)/著
『近代ヨーロッパ国際政治史』
有斐閣コンパクト
四六判並製カバー付 , 370ページ,定価 2,310円(本体 2,200円)
ISBN 978-4-641-17371-2
2010年10月刊
国際法,外交儀礼,外交使節の派遣や不可侵性,そして主権国家の概念など,国際社会の規範を形成した近代ヨーロッパ。現代国際社会の源流と伝統を築き上げた近代ヨーロッパ国際政治の諸相を,その形成,発展,崩壊に分けて,400年のスパンから解き明かす。
〈もくじ〉
序 章 近代ヨーロッパ国際政治史の視点
第1部 近代国際社会の黎明
第1章 近世最大の封建領主と宗教戦争
第2章 弱小国イングランドの苦悩
第3章 三十年戦争と帝国の再編
第2部 「長い18世紀」のヨーロッパ国際政治
第4章 ルイ14世の野望と「長い18世紀」の始まり
第5章 ロシア帝国の台頭と拡張
第6章 「大王」と「女帝」の確執──神聖ローマ帝国の運命
第7章 「愛国王」の孤立とアメリカの独立
第8章 フランス革命とナポレオン戦争
第3部 「ヨーロッパの時代」の栄光と衰退
第9章 ウィーン体制の確立と勢力均衡
第10章 クリミア戦争とウィーン体制の崩壊
第11章 アメリカ南北戦争──史上最大の内戦
第12章 ビスマルク体制下のヨーロッパ
第13章 第一次世界大戦への道
終 章 「ヨーロッパの時代」の終わり
« 付加データ:『公共経済学』学習サポートページ | トップページ | 新刊:宮崎卓『国際経済協力の制度分析― 開発援助とインセンティブ設計』 »
« 付加データ:『公共経済学』学習サポートページ | トップページ | 新刊:宮崎卓『国際経済協力の制度分析― 開発援助とインセンティブ設計』 »