新刊:『まちづくりを学ぶ』
石原 武政 (関西学院大学教授)
西村 幸夫 (東京大学教授)/編
『まちづくりを学ぶ――地域再生の見取り図』
有斐閣ブックス
A5判並製カバー付,284ページ,定価 2,415円(本体 2,300円)
ISBN 978-4-641-18390-2
2010年9月刊
まちづくりを多面的にとらえつつ,共通した概念やフレームワークを導き出して,その意義や現状・歴史,課題を明らかにする決定版テキスト。都市計画,地域経済,流通,地方財政,景観などの視点から解説した,まちづくりを学ぶ人,まちづくりにかかわる人の必携書。
〈もくじ〉
序 章 いまなぜ,まちづくりか(石原武政)
支え合ったまち/市場化の波/失われた価値
第1章 まちづくりとは何か(石原武政)
まちづくりのひろがり/まちづくりの前提となる大きな枠組み/地域ルールの再構築
第2章 まちづくりの枠組み(西村幸夫)
多様にひろがるまちづくり/まちづくりの特色/まちづくりの可能性/
これからのまちづくり
第3章 まちづくりの変遷(西村幸夫)
第4章 住民主体のまちづくりを進める仕組み(石塚雅明)
住民主体のまちづくりの5つのポイント/まちづくりの展開を促す3つの場/
コミュニティの再生とまちづくり/コミュニティ再生の支援のあり方
第5章 パートナーシップによるガバナンスの形成(石塚雅明)
第6章 まちを活性化させる地域産業(鈴木茂)
第7章 まちに賑わいをもたらす地域商業(渡辺達朗)
第8章 まちを支えるインプットとアウトカム(鈴木茂)
第9章 美しく創造的な町並みをつくる地域デザイン(瀬口哲夫)
第10章 まちづくりを通した安全と安心の向上(山本俊哉)
終 章 まちづくりの今後に向けて(西村幸夫)