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2010年9月27日 (月)

新刊:『現代青年期の心理学』

281202

溝上 慎一 (京都大学准教授)/著

『現代青年期の心理学――適応から自己形成の時代へ』

有斐閣選書

四六判並製カバー付,260ページ,定価 1,890円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-28120-2
2010年10月4日発売

「大学全入の時代」「就職氷河期」──そうした社会状況の中で「勉学第一」と答える学生が増えているのはなぜか。学生はどのような自己形成を行っているのか。現代青年期を深く理解するために,青年期を歴史的に位置づけながら,心理学の視点から解読する。

〈もくじ〉
第1章 青年期とは
第2章 青年期の誕生──イギリスの教育の近代化とメリトクラシー社会の成立
第3章 日本の教育の近代化とメリトクラシー社会の実現
第4章 青年期の大衆化──1960~70年代前半
第5章 広がる青年と大人との距離──1970年代後半~80年代
第6章 課せられる自己形成──1990年代後半以降の現代
第7章 現代大学生の青年期の過ごし方
第8章 本書のまとめ

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