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村山皓/著
『政策システムの公共性と政策文化
――公民関係における民主性パラダイムから公共性パラダイムへの転換 』
2009年2月刊行
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2010年日本公共政策学会著作賞を受賞しました。
経済学の発展を担ってきた日本経済学会は一九三四年に創立され、昨年、七五周年を迎えました。学会を挙げて、その歴史と現状を明らかにする書が『日本経済学会75年史』です。貴重な資料が多く盛り込まれ、日本の経済学の歩みを振り返るのに好個な一冊です。
ドラマの影響もあり、幕末や明治への関心が高まっています。この近代日本最大の外交課題として取り組まれたのが、条約改正交渉でした。『条約改正史』は、その変遷・進展を、国内の行政・司法・立法の近代化との関連に留意しつつ綿密に描き出します。
現在の日本は、国も地方も財政が逼迫し、深刻な状況となっています。その要因には、連綿と大規模な公共事業が続けられてきたことが挙げられます。公共事業の中で特に大きな位置を占めるのが、交通にかかわるインフラです。空港・港湾・道路に関して、経営実態に迫り、打開策を打ち出す書が『交通インフラとガバナンスの経済学』です。
人類の歴史は子育ての歴史でもあります。『ヒトの子育ての進化と文化』は母親以外による子育ての諸相を,進化,文化・社会,現実の視点から多角的に解読します。
この夏、こうした意欲作を発刊します(MS)。
*弊社のPR誌『書斎の窓』(月刊)に掲載されている,当部の近況案内「編集室の窓」を転載しました。
加護野忠男・砂川伸幸・吉村典久/著
『コーポレート・ガバナンスの経営学』
2010年3月刊
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『日本経済新聞』(2010年6月6日付)の読書欄に書評が掲載されました。