新刊:『ファイナンス論』
大村 敬一 (早稲田大学教授)/著
『ファイナンス論――入門から応用まで』
有斐閣ブックス
A5判並製カバー付,430ページ,定価 3,360円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-18383-4
2010年4月発行
新しく生まれ変わった現代ファイナンス理論の体系テキスト。数学の知識を前提とはせずに,リスクやリスクマネジメントなどの基本的な考え方や投資に関する基礎理論をじっくり学ぶことができる。次のステップへの足がかりとして先端理論も盛り込まれている。
〈もくじ〉
第1部 現代ファイナンスの関心と基礎
第1章 リスクと金融システム
第2章 リスクとマネジメント
第3章 金融システムの機能と歴史
第4章 現代ファイナンス理論の歩み
第5章 確実性下での基礎理論
第2部 インベストメント(1)
第6章 リスクと投資家の選好
第7章 最適なポートフォリオの選択
第8章 市場の均衡価格─CAPM
第9章 パフォーマンス評価と効率性
第10章 マルチファクターモデルからAPTへ
第3部 インベストメント(2)
第11章 デリバティブ
第12章 オプション
第13章 債券の利回りとリスク
第4部 コーポレートファイナンス
第14章 資本構成と資本コスト
第15章 最適資本構成の存在
第16章 株主への利益還元
第17章 金融仲介の機能
第18章 企業のコントロールとガバナンス
第5部 新しいファイナンス理論
第19章 マーケットマイクロストラクチャー
第20章 行動ファイナンス
第21章 リアルオプション