新刊:『新しい地方財政論』
中井 英雄 (近畿大学教授)
齊藤 愼 (大阪大学教授)
堀場 勇夫 (青山学院大学教授)
戸谷 裕之 (大阪産業大学教授)/著
『新しい地方財政論』
有斐閣アルマSpecialized
四六判並製カバー付,296ページ,定価 1,995円(本体 1,900円)
ISBN 978-4-641-12414-1
2010年4月発行
地方財政に関わる具体的な課題やテーマを取り上げながら,制度,自治体経営,理論,地方財政システムを網羅して解説する,新しい時代に対応したスタンダード・テキスト。理論的・実証的分析の蓄積を積極的に取り入れつつ,コンパクトにまとめ上げた。
〈もくじ〉
序 章 新しい地方財政論:次世代の伝統をめざして
第1部 制度を学ぶ
第1章 地方財政の予算と収入:地方財政崩壊の要因
第2章 地方財政の経費:膨張に歯止めをかける
第3章 地方財政の健全化:イエロー・カードの導入
第2部 自治体経営を学ぶ
第4章 地方公営企業と第三セクター等:建設・設立から経営の時代へ
第5章 公共投資と地方財政:生活基盤の充実をめざして
第6章 行政改革と地方財政:ニーズの多様化を受けて
第3部 理論を学ぶ
第7章 政府の役割と地方政府の役割:地方政府の役割を理論で考える
第8章 地方政府の歳入:地方税と補助金を理論で考える
第4部 地方財政システムを学ぶ
第9章 地方財政のすがた:「平成の大合併」と「三位一体の改革」
第10章 地域づくりと地方財政:「豊かさ」の実現
第11章 国のかたち:世界のなかの日本