編集室の窓:『書斎の窓』2010年5月号に掲載
新入生に学ぶことのおもしろさを伝えることができる書籍を一冊でも多く届けたいと,新学期に向けてがんばってまいりました。
経済・経営分野では,企業と消費者の望ましいあり方を探る『入門・産業組織』,中世以来のヨーロッパ経済の成長・発展を追う『西洋経済史』,数学の知識を前提とせずリスクマネジメントの基本を学ぶことができる『ファイナンス論』,激変する株式会社と統治制度を考察する『コーポレート・ガバナンスの経営学』,キャリアステップのストーリーに乗せて個人と組織の関係を描く『経営組織』,経済学的アプローチから経営戦略を解説する『経営戦略をつかむ』が刊行されます。
社会・教育・福祉分野では,格差社会の中での教育を考える『現代教育社会学』,障碍を抱えた子どもたちの教育を考える『はじめての特別支援教育』,教育心理学の入門テキスト『やさしい発達と学習』,個人と社会と国家の関係を問い直す『社会福祉の利用者と人権』が刊行されています。教職をめざす人に是非とも手にとってもらいたい書籍です。
なお荒井一博先生著『文化・組織・雇用制度』の増刷ができあがっております。昨年末品切となりご迷惑をおかけしました。(A)
*弊社のPR誌『書斎の窓』(月刊)に掲載されている,当部の近況案内「編集室の窓」を転載しました。