新刊:『社会福祉の利用者と人権』
秋元 美世 (東洋大学教授)/著
『社会福祉の利用者と人権
――利用関係の多様化と権利保障』
A5判上製カバー付, 236ページ,定価 3,990円(本体 3,800円)
ISBN 978-4-641-17366-8
2010年3月刊
◇ 利用関係の多様化の下での社会福祉を,人権の観点から原理的に探求 ◇
介護保険にみられる契約型利用関係など,福祉サービスにおける利用関係が多様になっている現在,社会福祉の制度設計を人権の観点からとらえる研究が注目されている。そのなかで,個人と社会と国家がどのような関係にあるべきなのかを原理的に問い直した。
〈もくじ〉
序
第1部 利用関係の多様化
第1章 福祉サービスの利用者像
第2章 福祉サービスと契約──消費者としての利用者
第3章 保護を必要とする利用者──支援と自律
第4章 自立を求められる利用者──生活保護と自立支援
第2部 人権理論の再構築
第5章 利用者像の多様化と福祉の権利
第6章 福祉と人権理論の再構築
第7章 人権と基本的ニーズ
第8章 社会福祉の利用者と人権の理論