新刊:『現代教育社会学』
岩井八郎(京都大学教授)
近藤博之(大阪大学教授)/編
『現代教育社会学』
有斐閣ブックス
A5判並製カバー付,272ページ,定価 2310円(本体 2200円)
ISBN 978-4-641-18382-7
2010年3月刊
階層や格差,若者の仕事への移行など,教育をめぐる問題は現代社会の焦点となり,その分析や解決のために社会学の視点がますます重要になっている。身近な現代の教育問題を入り口にしながら,教育社会学の理論と最新の知見を網羅した体系的な新テキスト。
〈もくじ〉
第1章 学校化社会へのアプローチ (近藤博之)
第2章 社会化とアイデンティティ (片瀬一男)
第3章 教育と社会階層 (平沢和司)
第4章 ジェンダーと教育 (木村涼子)
第5章 変貌する高等教育 (山田礼子)
第6章 「就職」の社会学 (岩脇千裕)
第7章 家族と教育 (神原文子)
第8章 文化としての学習 (渡邉雅子)
第9章 「教育困難」と教師の実践 (古賀正義)
第10章 メディアと青少年 (山田浩之)
第11章 逸脱と少年非行 (齊藤知範・岡邊健・原田豊)
第12章 制度としての教育・組織としての学校 (岩井八郎)