新刊:『国際協力 新版』
下村 恭民 (法政大学教授)
辻 一人 (国際協力機構公共政策部技術審議役)
稲田 十一 (専修大学教授)
深川 由起子 (早稲田大学教授)/著
『国際協力――その新しい潮流 新版』
有斐閣選書
四六判並製カバー付,320ページ,定価 2,205円(本体 2,100円)
ISBN 978-4-641-28114-1
2009年4月刊行
途上国の経済発展,貧困削減の努力に対する国際社会の支援の全体像を描き出して定評あるテキスト。新版では,統計データを改訂,国際機関,先進国政府,民間企業,NGOなど多様なアクターをカバーし,途上国側の自助努力も取り上げた。
〈もくじ〉
第1部 国際協力の基礎理論
第1章 国際協力ということ
第2章 国際協力の基本的な仕組み
第3章 途上国支援アプローチの変化──初期の潮流(1980年代末まで)
第4章 21世紀の新しい潮流
第2部 国際協力のフロンティア
第5章 貧困削減への取組み
第6章 平和構築と復興支援
第7章 持続可能な開発への取組み
第8章 途上国のオーナーシップとガバナンス重視の潮流
第3部 国際協力の主要なアクター
第9章 グローバル・ガバナンス
第10章 国際資金環流の変化と民間資本の役割
第11章 市民社会に期待される役割
終 章 日本の国際協力