新刊:『日本企業研究のフロンティア 第5号』
一橋大学日本企業研究センター/編
『日本企業研究のフロンティア 第5号』
一橋大学日本企業研究センター研究年報
A5判上製カバー付,260ページ,定価 3,360円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-16329-4
2009年3月刊行
◇ イノベーションの実践的理論構築に向けて ◇
一橋大学のグローバルCOEプログラム「日本企業のイノベーション」の研究年報。日本の経済発展に不可欠なイノベーションに関する課題の探究・解決に向け,そのプロセスや戦略・組織・資本とのかかわりなど,多面的な研究による実践的理論構築をめざす。
〈もくじ〉
第1章 時系列と絶対年代に注目する経営研究=橘川武郎
──グローバルCOEプログラム「日本企業のイノベーション」と応用経営史
第2章 「市場か組織か」か「市場と組織」か=山下裕子
──経済制度の代替性と補完性について
第3章 化学企業の参入・撤退分析=島本実
──情報電子材料と医薬品への事業構造転換
第4章 BU長とミドル・ロワーとの認識ギャップ=加藤俊彦・沼上幹・軽部大
──第2回組織の〈重さ〉調査から
第5章 EVA®導入が企業価値に与える影響=加賀谷哲之
第6章 アナリスト・カバレッジと利益調整=野間幹晴
第7章 財務比率分析におけるレバレッジ効果=米谷健司
第8章 日本における利益率水準低下への石油輸入価格の影響=岸本太一
──経営と環境の相互作用の視点から
第9章 規格普及メカニズム=三木朋乃
──地方公共団体によるISO14001取得の意図に注目して
第10章 経営者の社会的関係を利用した中小企業の成長と改革=大原亨
──企業外部の資源を含めたダイナミック・シナジー