新刊:『国際紛争 原書第7版』
ジョセフ・S. ナイ,ジュニア (ハーヴァード大学特別功労教授)/著
田中 明彦 (東京大学教授)
村田 晃嗣 (同志社大学教授)/訳
『国際紛争――理論と歴史 原書第7版』
A5判並製カバー付,394ページ,定価 2,730円(本体 2,600円)
ISBN 978-4-641-17355-2
2009年4月刊行
◇ 次期駐日米国大使(内定)が示す国際政治理解の手本 ◇
20世紀の二つの世界大戦や冷戦を経た後も,人類は地域紛争やテロに見舞われている。なぜそうした紛争が起こるのか。相互依存が進展し,民主的価値が広まれば,世界秩序が達成されるのだろうか。新たな議論を組み入れ,回答を求める人に分析の道具を提供する。
〈もくじ〉
日本語版への序文
緒 言……ロバート・O.コヘイン
序 文
第1章 世界政治における紛争には一貫した論理があるか?
第2章 20世紀における大紛争の起源
第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦
第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第5章 冷 戦
第6章 冷戦後の紛争──介入と制度
第7章 グローバリゼーションと相互依存
第8章 情報革命と脱国家主体
第9章 新しい世界秩序?
訳者あとがき/用語集/さらに読み進む人のために/事項索引/人名索引