新刊:『開発援助の経済学 第4版』
西垣 昭 (財務省財務総合政策研究所顧問)
下村 恭民 (法政大学人間環境学部教授)
辻 一人 (国際協力機構公共政策部技術審議役)/著
『開発援助の経済学 第4版
――「共生の世界」と日本のODA』
四六判上製カバー付,378ページ,定価 2,625円(本体 2,500円)
ISBN 978-4-641-16338-6
2009年5月2日発売
◇ ODAがわかる! ◇
世界銀行や国連など国際機関,政府開発援助(ODA),NGO/NPOの歴史や制度,運用の実際についてバランス良く記述された,開発援助の好評テキストの第4版。統計データの改訂,JIBCとJICAが統合されたことによる記述の修正を施した。
〈もくじ〉
第1部 貧困と開発と経済協力
第1章 「南」の人々の努力と国際社会の支援
第2章 途上国支援の理念と戦略──初期の潮流(1980年代まで)
第3章 途上国支援の理念と戦略──新しい潮流(1990年代以降)
第2部 ODA(政府開発援助)の基本的仕組み
第4章 世界経済の中のODA
第5章 国際機関の役割
第6章 主要援助国の動向
第7章 国際援助社会の調整の仕組み
第3部 日本のODA
第8章 日本のODAの特徴
第9章 日本のODAの仕組みと実施体制
第10章 日本のODAのパフォーマンス──国際比較の視点から
第4部 日本のODAのフロンティア
第11章 地球環境問題への取組み
第12章 貧困削減と住民参加への取組み
第13章 NGO・NPOとの連携
第14章 国際援助社会への日本のメッセージとODA