編集室の窓:『書斎の窓』2009年4月号に掲載
春たけなわ,政治学・国際政治学系が元気です。日本国際政治学会が,理論・イシュー・地域・歴史の四巻に集約して日本の国際政治学の現段階の学問水準を世に問う,『日本の国際政治学』全四巻が完結しました。アメリカの時期駐日大使就任が有力視されるジョセフ・S. ナイ教授の『国際紛争』は,原書第7版刊行です。伊藤光利編『ポリティカル・サイエンス事始め〔第3版〕』,北山俊哉・久米郁男・真渕勝『はじめて出会う政治学〔第3版〕』も,引き続き好調です。
他の分野も負けていません。二神孝一・堀敬一『マクロ経済学』や湯沢威・鈴木恒夫・橘川武郎・佐々木聡編『国際競争力の経営史』,藤見純子・西野理子編『現代日本人の家族』,遠山淳・中村生雄・佐藤弘夫編『日本文化論キーワード』といった新刊書のほか,浅野皙・中村二朗『計量経済学〔第2版〕』,東京経済大学国際経済グループ『わたしたちの国際経済〔新版〕』,木下宗七編『入門統計学〔新版〕』,桜井久勝・須田一幸『財務会計・入門〔第6版〕』,椋野美智子・田中耕太郎『はじめての社会保障〔第7版〕』などなど,好評既刊の新版・改訂版も目白押しで,辛い杉・檜花粉の猛威を吹き飛ばす勢いです。(S)
*弊社のPR誌『書斎の窓』(月刊)に掲載されている,当部の近況案内「編集室の窓」を転載しました。
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