新刊:『東南アジア経済史』
桐山昇/著
『東南アジア経済史――不均一発展国家群の経済結合』
四六判上製カバー付,260頁,定価 2000 円(税込 2100 円)
ISBNコード 978-4-641-16316-4
2008年10月刊
◇経済発展の基礎を解明する◇
めざましい経済発展と地域統合の進展で注目を集める東南アジア。近現代の経済発展の歩みの中から,それを可能にした条件を探る。旧宗主国の史料や,系統的な現地聴き取り調査を踏まえた本書の平明な叙述から,東南アジア経済のリアルな現状理解が生まれる。
〈目 次〉
第1章 東南アジアの現在
第2章 東南アジアという地域世界
第3章 支配からの離脱
第4章 「国民経済」の追求
第5章 脱植民地経済希求の転回点
第6章 開発戦略の発見
第7章 ASEAN経済の形成──産業社会化のプロセス
第8章 産業社会の確立とFTA
〈著者情報〉
桐山昇 中央大学教授