新刊:『福祉政治』
宮本太郎/著
『福祉政治――日本の生活保障とデモクラシー』
有斐閣Insight
四六判並製カバー付,230頁,定価 1500 円(税込 1575 円)
ISBNコード 978-4-641-17802-1
2008年9月刊
福祉国家のあり方が問い直される中で,社会保障や福祉が政治的争点の中心にせりあがってきている。福祉政治は生活保障やデモクラシーのあり方をどう変えるのか。福祉政治分析の理論を整理し,併せて1960年代以降の日本を中心に福祉政治の展開を考察する。
〈目 次〉
はじめに
序 章 日本の福祉政治──なぜ問題か,どう論じるか
第1章 福祉レジームと雇用レジーム
第2章 福祉政治をどうとらえるか
第3章 一九六〇・七〇年代の福祉政治──雇用レジームと福祉レジームの形成と連携
第4章 一九八〇年代の福祉政治──福祉レジームの削減と雇用レジームの擁護
第5章 一九九〇年代後半以降の福祉政治──雇用レジームの解体と福祉レジームの再編
終 章 ライフ・ポリティクスの可能性──分断の政治を超えて
あとがき
引用文献
さらに読み進む人のために
事項索引
人名索引
〈著者情報〉
宮本太郎 北海道大学教授
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